南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
町村 泰貴
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 民事紛争処理のための様々な形態と手続的正義
講義内容  民事紛争処理に関する総合研究を行う。民事紛争処理とは、民事訴訟法のみならず執行法、保全法、倒産処理法も含むものであり、ADRと呼ばれる裁判外の紛争処理のあり方も扱う。
講義計画  春学期は、訴訟手続の基本的な考え方を学びながら、法令、判例、論文の実践的な使い方を習得する。秋学期は、それらを土台として、手続法の領域での論点を取り上げて共同研究を行う。最終的に、各自がゼミ論文を一つ仕上げることが目標である。
 ゼミナールは基本的にレポーター学生が課題を発表し、他の参加者との討論を通じて理解を深めていくことが望ましい。従って全員に積極的な発言が要求される。
 なお、可能な限り裁判所を訪問し、審理の傍聴などを行う。その方面での積極的な参加も望まれる。
評価方法  出席し、討論に参加することが最低条件である。意味のあることを発言してはじめて出席の○が付くと考えてもらいたい。従って、クラブ活動その他で出席できない場合は、単位を認定しない。最終的な成績評価はゼミ論文の内容に基づいて行う。
テキスト 以下のものを用いる。
福永有利=井上治典『新民事の訴訟』(悠々社)
そのほか六法が必携であることはいうまでもない。
その他