南山大学

 
指定
期間
4単位
単位
通年
担当者
吉 根 勝 美

 〔データベース設計の手法〕
 【講義内容】
 今や「情報」は、人・物・金に次ぐ第四の資産と呼ばれている。この情報を適切に処理するための情報システムの現在の動向に目を向けると、いかに「処理」するかではなく、いかに「データ」を取り扱うかの方に注目が集まっている。そこで本講義では、データ中心アプローチの考え方について、実習を通して学ぶ。
 【講義計画】
 パーソナルコンピュータで動作する表計算ソフトウェア(Excel)やデータベース管理システム(Access)を実際に使いながら、下記の内容を学習する。なお、受講生のコンピュータの使用経験に応じて、ExcelやAccessの基本操作についても指導する。
 ・データ中心アプローチによる情報システムの設計
 ・ER(Entity-Relationship)モデルによるデータの体系
 ・データの正規化によるファイル構成の決定
 ・RDB(Relational Database)における基本操作
 ・RDBの操作言語SQL(Structured Query Language)によるデータベース操作
 また、情報システムとインターネットに関するトピックについても、随時取り上げる予定である。
 【評価方法】
 出席状況、小レポート、最終レポートから総合的に評価する。
 【テキスト】
 当初は指定しない。下記ウェブサイトからプリントを提供する予定。
 【その他】
 http://www.nanzan-u.ac.jp/~kyoshine/も参照すること。