06341 生命と環境 (環境保護の法的問題)
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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丸山 雅夫 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
講義内容 | わが国は、公害を克服した数少ない国として世界的に高い評価を得ている。しかし、他方では、地球の温暖化問題に代表されるように、世界の国々は地球的規模での深刻な環境悪化の危機にさらされており、わが国もその例外ではない。こうした状況においては、環境そのものに対する積極的な保護が必要とされることになる。本講義は、このような状況を意識したうえで、水、大気、自然、原子力といった具体的な場面を対象として、主として法的観点からの環境保護のあり方について考察する。 |
講義計画 | 1.公害・環境問題の歴史 2.わが国における公害取締法制 3.公害裁判と公害の民事的救済 4.公害に対する刑事的対応 5.環境法総論1:環境権理論 6. 〃 2:環境保護裁判 7. 〃 3:わが国の環境法制 8.環境法各論1:水環境の法的保護 9. 〃 2:大気環境の法的保護 10. 〃 3:廃棄物と環境 11. 〃 4:原子力と環境 12.環境法制の将来 |
評価方法 | 期末試験の成績による。 |
テキスト | 特に指定しない。毎回、レジュメを配付し、それにもとづいて講義を行う。 |
その他 |