06501 知識・言語と情報社会(社会現象とOR)
|
選必 |
|
春学期 |
|
2 |
|
1〜4 |
|
澤木 勝茂 佐々木 美裕 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
講義内容 | (概要)実社会の中でORの考え方、手法がどのように用いられているかを文系の学生にも分かり易いように極力数式を使わずに解説する。具体例を中心にORの考え方の中心である最適化の概念、またその実現法を説明する。その際、手法の説明は主として図表を用い、文系の学生にも理解できるようにする。 (オムニバス方式) (佐々木美裕)ポストや学校などの施設を建設する時に、ボロノイ図という幾何学図形を使った数理モデルを考えることができる。ボロノイ図の解説から始め、施設配置問題にどのように応用するか、実例を用いて解説する。 (澤木勝茂)航空サービス産業の規制緩和により、航空会社をとりまく環境は大きく変化しつつある。ここでは、航空料金の価格差別化と収益管理の理論と実態について解説する。 |
講義計画 | ◎最適配置の数理(佐々木美裕)(講義回数6回) コンパスと三角定規を持参すること。 (1) ORと最適配置 (2) メディアン問題 (3) センター問題 (4) ボロノイ図 ◎航空サービス産業の規制緩和とOR(澤木勝茂)(講義回数6回) 航空料金の自由化にともない航空会社はもはや単一の料金制の下で航空券を販売しない。同一の質の座席クラスに対して異なる選好を持つ種々の乗客が存在するため、航空会社は広範囲な種類の航空券を販売している。この講義では6回にわたって航空料金の価格差別化と収益管理の理論と実態について以下の項目を1、2回ずつ講義する。 (1) 航空料金の経済学と料金設定の現状 (2) 旅客の選好と旅行需要 (3) 航空会社の座席管理による予約システム (4) 航空会社の収益管理 |
評価方法 | 各担当者が課すレポートによる。 |
テキスト | 講義中にプリントを配布する。 |
その他 |