南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜4
担当者
浜名 優美
他の科目との関連
履修対象学科
副題
講義内容  社会学、歴史学、カルチュラル・スタディーズ、フェミニズム思想などの成果を視野に入れ、18世紀後半から20世紀末までの代表的な女性思想の理論の総括を行い、現代世界における女性と社会(欧米型の社会とイスラム社会における女性の問題)、女性と文化の現状を確認した上で、従属関係のない未来の男と女の関係はどのように築いていくことができるかを論じる。
講義計画 1 序論──女性学について
2 プーラン・ド・ラ・バールの男女平等論
3 ルソー『エミール』における近代的女性
4 フランス革命期の女性たち
5 19世紀婦人参政権運動
6 ボーヴォワール『第二の性』について
7 フロイトと精神分析における男性中心主義
8 アメリカのウーマンリブについて
9 女性解放のさまざまな理論と運動
10 先進諸国の男女平等実現と今後の問題
11 第三世界の女性たち
12 総括
評価方法 レポートによる。(欠席過多を適用する)
テキスト 参考文献として、棚沢直子編『女たちのフランス思想』勁草書房、イリガライ『差異の文化のために』(浜名優美訳)法政大学出版局ほか。
その他