11119 総合政策プロジェクト研究I
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村松 久良光 |
他の科目との関連 | マクロ経済学 ミクロ経済学 経済政策論 労働経済論 総合政策論I(現代企業論)総合政策論II(人的資本論) 総合政策論III(労働問題と政策) 経営労務論 |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 労働経済学:マクロ経済、労働市場と雇用システムの国際比較 |
講義内容 | ゼミナール形式の小人数教育で専門領域について理解を深める。各学生が専門領域を深めながら、自分のプロジェクト(テーマ)とする問題を発見するのを手助けし、また問題解決のために必要な知識・理論・データ・手法についてはゼミナールの共通のプロジェクトとして設定し指導する。 |
講義計画 | 1.プロジェクト研究テーマの設定理由と内容 今、最も問題になっている若年層の失業問題ひとつとっても、マクロ経済の視点、労働市場の視点、そして企業の雇用システムを総合的に見ていくことが大事である。しかも、日本だけを見るのではなく、米国、ドイツ、スウェーデンなどの先進諸国との比較の視点を持ち、さらに、中国、韓国、東南アジア諸国も視野に入れて研究したい。 2.プロジェクト研究の進め方 a.3年次春学期では、現在のもっとも大きな問題である失業問題をテーマにして、橘木俊詔『失業克服の経済学』(岩波書店、2002年6月)を読んで考えてみたい(テキストに関しては変更もありうる)。 夏季合宿では、奥林康司他編『現代労務管理の国際比較』(ミネルヴァ書房、2000)を用いて、先進諸国、アジア諸国の雇用システムを学ぶ。 b.夏季の課題として、関心のある国を1国選んで、その国の経済、労働事情に関する最初のレポートを作成する。 3年次秋学期では、関心のある国を対象に文献、データを収集し、発表、討論を行い、4年次におけるカントリーレポート作成につなげていく。 |
評価方法 | 授業参加熱心度とレポートの評価。 |
テキスト | 橘木俊詔『失業克服の経済学』(岩波書店、2002年6月) 奥林康司他編『現代労務管理の国際比較』(ミネルヴァ書房、2000) 【そ の 他】 受講生は、外国のうち、1、2カ国を特定し、どういう動機でその国に関して強く関心を持ったか、そして経済、社会、文化など、それに関連した本を読み、自分なりに調べ、その国はどのような経済基盤のもとで、どのような発展状況にあり、現在抱えている問題は何かなどをつかんでいることが望ましい。 将来の進路に直接結びつくわけではないが、好奇心を持って、ある国についてのエキスパートを目指そうとする学生を望む。 |
その他 |