11366 産業文明論
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜3 |
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藤原 道夫 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 産業文明を理解するためには、「通文化的インダストリアリズム(産業化論)」の論理と各国の歴史・社会を背景に形成されてきた個別的な制度や過程との関係を探る必要がある。本講義では労使関係を取り上げ、「産業民主主義」など各国に共通している価値理念を確認した上で、国ごとに相違している制度や過程を理解するために、日本における企業別組合を中心とする労使関係の成立と発展について考察し、他の先進工業国との間で産業文明の上で共通である点と相違する点について分析する。 |
講義計画 | 1. 産業化(工業化)の論理 2. 産業化の歴史的経緯〜いくつかの国を対象に〜 3. 産業化への抵抗と摩擦〜いくつかの国を対象に〜 4. 先進工業国と日本との比較〜製品市場・労働市場・技術・企業・社会〜 5. 産業化のリーダーと労働組合のリーダー 6. 「産業民主主義」〜労使関係の目指すもの〜 7. 各国の労使関係制度の類似と相違 8. 歴史と制度〜労使関係の混乱と制度化〜 9. 戦後日本の労使関係の成立と発展(1) 10. 戦後日本の労使関係の成立と発展(2) 11. 「産業文明」における類似と相違 12. まとめ |
評価方法 | 宿題20%。定期試験80%。 |
テキスト | 講義の中で、必要に応じ資料を配布したり参考文献等を指示したりします。 |
その他 |