11371 比較社会論
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選必 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜3 |
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松戸 武彦 |
他の科目との関連 | 社会学概論 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 社会現象に関しては、直接的実験は限られた分野においてしか実施できない。そこで社会学においてこの実験の意味を持つのが「比較」である。我々は比較社会学という方法を通じて、我々の生きる世界を相対化し、客観化し、その特質を把握する。比較社会論の主題は、「近代社会」の特質を非近代社会との比較によって明らかにするものから、「近代社会」内部の諸類型、「非近代社会」の比較などに及ぶ。本講義ではとくに、中国、インド、アメリカ、日本の第二次集団の比較分析によって、4つの社会間での「世界観」に示される全体社会のデザインの差異を考察する。 |
講義計画 | 全体を四期に分けて行う。 第一期 比較社会の視点 近代社会と産業社会 第二期 マックスヴェーバーの比較の視点 第三期 地域研究としての比較社会諭 第四期 比較社会研究の実際 |
評価方法 | 定期試験 授業への貢献度も評価する |
テキスト | 佐々木 衛、松戸武彦編『地域研究入門』 |
その他 |