南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
年次
1〜3
担当者
松戸 武彦
他の科目との関連 社会学概論
他学科履修
副題
講義内容  社会現象に関しては、直接的実験は限られた分野においてしか実施できない。そこで社会学においてこの実験の意味を持つのが「比較」である。我々は比較社会学という方法を通じて、我々の生きる世界を相対化し、客観化し、その特質を把握する。比較社会論の主題は、「近代社会」の特質を非近代社会との比較によって明らかにするものから、「近代社会」内部の諸類型、「非近代社会」の比較などに及ぶ。本講義ではとくに、中国、インド、アメリカ、日本の第二次集団の比較分析によって、4つの社会間での「世界観」に示される全体社会のデザインの差異を考察する。
講義計画 全体を四期に分けて行う。
第一期 比較社会の視点 近代社会と産業社会
第二期 マックスヴェーバーの比較の視点
第三期 地域研究としての比較社会諭
第四期 比較社会研究の実際
評価方法 定期試験 授業への貢献度も評価する
テキスト 佐々木 衛、松戸武彦編『地域研究入門』
その他