南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
橋本 日出男
他の科目との関連
他学科履修
副題
講義内容  現在、世界が直面している問題(たとえば、環境、資源、人口爆発、先進工業国と途上国間の所得格差)を解決するためには、どのような方法をとればよいのだろうか。世界の資源は限られているのであるから、政策目標に順序をつける必要があるだろう、その順序づけを行うに当たって、国民の間で、あるいは、国際間で、どのように合意を作り上げていけばよいのだろうか、そして、合意が得られたとして、それをどのような形で実現していけばよいのだろうか、といった問題を考える。
講義計画  グローバルガバナンスとは、地球公共財に対する政策ととらえる。そのような大枠のなかで、このコースでは、次のような問題を考える。
1.公共財とは何か。
2.公共財に対して、なぜ政策が必要とされるか。
3.地球公共財には、どのようなものが含まれるか。
4.地球公共財に対して、どのような政策が望ましいか。
5.そうした政策を実施していくに当たって、どのようなことを考えるべきか。
評価方法 レポート、クラスでの発表・討論及び期末テストの成績を総合的に評価する。
テキスト なし。
その他 参考書
インゲ・カールほか編「地球公共財」日本経済新聞社 1999年刊