南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
2
担当者
高見 勲
他の科目との関連 OR概論I,II、システム工学概論I、シミュレーション、
非線形・整数計画法
他学科履修
副題
講義内容  システム工学的な問題解決のための知識、手法を応用例を通して解説する。応用例を通して、システム工学的なアプローチの有効性を学ぶのが目的である。社会活動の中に現れる様々な問題を例にとり、計算幾何学や、数理計画法の手法を用いて、それらの問題に対してどのような解決方法が考えられるかを学ぶ。応用例として、ファイナンス、最適配置問題、輸送システムの問題の中から実際的な問題をとりあげる。
講義計画 1.システムの特性と解析I
 1)システムの特性
 2)システムの安定性:平衡状態の安定性、線形システムの安定性、非線形システムの安定性
 3)可制御性と可観測性
2.システムの特性と解析II
 1)システムの感度解析
 2)システムの信頼性:信頼度関数、システムの信頼性、保全性
 3)安全性
 4)不確かさとあいまいさ:ファジィ部分集合・ファジィ関係
3.シミュレーションによる最適化
 1)シミュレーション
 2)モンテカルロ法
 3)シミュレーション言語
4.応用
 1)情報システム
 2)経営システム
 3)社会システム
評価方法 期末試験、レポート等により総合評価する
テキスト 浅居喜代治編著「基礎システム工学」オーム社
その他 物理学の基礎的な知識を必要とする。