32611 確率モデル
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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國田 寛 |
他の科目との関連 | 確率論とその応用 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 状態空間及び時間が連続形の確率過程について学ぶ。そのために測度論(ルベーグ積分)に基礎をおいた確率論が必要になる。この講義では、確率変数、確率分布、平均、条件付平均などを測度論の立場から見直す。そのうえでマルチンゲール、ブラウン運動について学ぶ。数理ファイナンスへの応用についても論ずる予定である。 |
講義計画 | 1.確率空間。確率変数、平均(ルベーグ積分論の概要)、条件付平均(Radon-Nikodymの定理) 2.マルチンゲール。情報構造(フィルトレーション)、適合過程。任意抽出定理、Doob-Meyer分解 3.ブラウン運動。諸性質(マルコフ性、マルチンゲール性)、確率積分、確率微分方程式 4.数理ファイナンスへの応用。株価過程、条件付請求権、Black-Sholesの公式 |
評価方法 | 期末試験とレポートによる。 |
テキスト | プリントを配布する。 【その他】3年次以降での履修が望ましい。 |
その他 |