南山大学

 
指定
期間
夏期後半
単位
年次
2〜4
担当者
杉原 厚吉
他の科目との関連
他学科履修 数理情報学部のみ可
副題
講義内容  情報を扱う諸システムは信頼性が高く効率の良いものでなければならない。講義では、システムの信頼性と効率性を図るための技術を学ぶ。コンピュータで生じる数値誤差現象を、統計分析システム、数値解析システム、図形処理システムなどを例にとって分析し、それに対処するための諸技術を学ぶとともに、システムの効率化の基礎となる計算量の理論を学んだうえで、効率の良いシステムを作るための基本的な諸技術、および実用的な近似解法の考え方も学ぶ。
講義計画 1.情報システムとは
2.情報システムの安定性
 2.1.安定性の測り方
 2.2.情報の誤差と安定性
 2.3.情報の制度の確保
 2.4.人のご操作とその対策
3.情報システムの効率
 3.1.効率の良さを測るものさし
 3.2.効率の良いシステムの作り方
 3.3.情報システムの効率の限界
 3.4.近似による難問対策
4.情報システムの安全性
 4.1.情報セキュリティ
 4.2.悪意からのシステム保護
5.まとめ
評価方法 出席と演習レポートと試験の成績を総合的に評価する。
テキスト 杉原厚吉著、データ構造とアルゴリズム、共立出版。講義中に配布するプリント。

【そ の 他】3年次以降での履修が望ましい。
他学科の学生は、初回登録不可、登録変更時に、空きのある場合にのみ登録可。
ただし、情報通信学科の3年次生で教職課程を履修している学生は、初回も登録可。
その他