32651 数理統計学
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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松田 眞一 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | この講義では、統計学を専攻する学生を念頭において数理統計学の初歩的な題材から中程度の題材までを概説する。「統計的方法I・II」で述べられる基礎だけでは、具体的に取り扱える問題は限られているので、もっと複雑な統計的問題に対処できるようになるのが目的である。内容としては、メーカーなどでの実験計画で取り扱うようなデータを念頭に置き、分散分析を初めとする種々の検定法の紹介および実用上の注意点の解説が中心となる。 |
講義計画 | 1項目をだいたい1回の講義で進める。 1.正規分布の性質(復習) 2.正規分布の分散の検定 3.正規分布の平均の検定(2標本問題) 4.予備検定を行う正規分布の平均の検定 5.比率の検定(1標本問題) 6.比率の検定(2標本問題) 7.適合度検定 8.分割表 9.一元配置分散分析 10.二元配置分散分析(繰り返しのない場合) 11.二元配置分散分析(繰り返しのある場合) 途中に適宜、小テストをはさむ。なお、主体的に学習を進めてもらうため講義内でいくつか課題を出し、レポートも提出してもらう。 |
評価方法 | 定期試験8割、小テスト2割で評価する。なお、レポートは最大2割の追加評価に用いる。 |
テキスト | 以下の本を教科書として使用する。 統計解析入門、白旗慎吾 著、共立出版 |
その他 |