00506 宗教に見る人間の尊厳
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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浅野 幸治 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 人間の尊厳をめぐる哲学的・神学的省察 |
講義内容 | 本講義では「人間の尊厳」を宗教の視点から考察する。そのために、キリスト教を始めとする様々な宗教思想や宗教的実践のなかに見出される人間理解、すなわち、人間とは何か、人間の生の意味とは何かといった根本問題について学び、絶対者ないし究極的存在との関わりにおいて、他者との関わりにおいて、また自己との関わりにおいて生きる人間のあり方とはいかなるものであるかを考察する。 |
講義計画 | 1、序論 2、旧約聖書の伝統 3、ヨブ記 その概要 4、ヨブ記 その意味1 5、ヨブ記 その意味2 6、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その概要 7、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その意味1──フランクル『夜と霧』 8、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) その意味2──ヴィーゼル『夜』 9、ホロコースト(ユダヤ人絶滅計画) 抵抗運動 10、人間の尊厳 ジャン・バニエ──ラルシュの家1 11、人間の尊厳 ジャン・バニエ──ラルシュの家2 12、人間の尊厳 浦河べてるの家 13、人間の尊厳 福井達雨──止揚学園 |
評価方法 | 出席20%、第1回小論文40%、第2回小論文40% |
テキスト | 旧約聖書 ジャン・バニエ(浅野幸治訳)『人間になる』新教出版社、2004年出版予定 【そ の 他】参考書 岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』岩波ジュニア新書、2003年 V.E.フランクル(霜山徳爾訳)『夜と霧』みすず書房、1985年 E.ヴィーゼル(村上光彦訳)『夜』みすず書房、1995年 浦河べてるの家編『べてるの家の「非」援助論』医学書院、2002年 福井達雨『ゆっくり歩こうなあ』海竜社、1995年 |
その他 |