06123 異文化の理解2、3
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選必 |
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春学期 |
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2 |
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1〜4 |
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小林 傳司 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 科学と出会った日本 |
講義内容 | 他者との出会いは、個人のレベルでも民族のレベルでもまず何らかの緊張を生じさせる。この緊張が、たとえば「文明の衝突」という言葉で象徴されるような民族間の対立や排斥を生むか、あるいは融和や協調に向かうかは、相手をどう理解するかにかかっている。本講義では、地球規模のコミュニケーションが発達した19世紀以降の世界において、異文化を理解するということがどのようなことを意味するのか、また理解するためのポイントとは何かということを考察する。 |
講義計画 | 1.概説 2.幕末日本が直面した国際関係 3.文明の装置 ・万国公法 ・近代科学技術 4.日本の対応 ・和魂洋才 ・日本の伝統技術 ・岩倉使節団 5.明治国家の科学技術導入 ・工部省と帝国大学 ・お雇い外国人と留学生の派遣 ・内務省主導の科学技術振興 6.文明としての科学 ・西洋文明としての科学の変質 ・日本の科学理解と西洋文化理解 ・科学の世界化と日本の科学受容 |
評価方法 | 定期試験を原則とするが、適宜小テストやアンケートを実施する。 |
テキスト | |
その他 |