06302 生命と倫理問題1、2
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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h口 吉隆 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | |
講義内容 | 人間の生命と死をめぐる種々の問題が問われている。それらは、従来「医の倫理」として主に専門職としての医師の問題であった。しかし、生命科学や生命工学などの研究成果を踏まえて、人間の生命、健康と病気については、患者の主権の問題であるとして「生命倫理」という考え方が提唱されている。本講義では、生命倫理とは何か、人間生命の意味は何かという基本的な問いかけをしながら、生命と死の倫理の解明を試みる。 |
講義計画 | 次の順序で講義を展開する。 1.生命倫理の成立とその背景8.病人の看護と癒しとホスピス 2.医療と倫理と宗教9.医療行為と人体実験 3.キリスト教の人間観10.患者の自己決定権と同意原則 4.人格と良心と責任の倫理11.臓器移植とその倫理性 5.生命をめぐる倫理原則12.人間の死とその判定 6.健康と病気と生きる意味13.延命医療と尊厳死と安楽死 7.患者と医療との関係 |
評価方法 | レポート提出または筆記試験による。講義への出席状況も参考にする。 |
テキスト | 浜口吉隆著『キリスト教からみた生命と死の医療倫理』(東信堂)。 |
その他 |