06713 芸術をめぐって 1、3
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選必 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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江本 菜穂子 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 西洋近代美術(西洋近代絵画の展開) |
講義内容 | 本講義では、主に西洋近代の芸術の歴史的展開を辿ることにする。ルネッサンス以降に現れたヨーロッパの芸術の潮流について学び、そのなかで名作と呼ばれる芸術作品の持っている普遍的価値や意味などを、時代の変化や社会背景を浮かび上がらせながら、明らかにしていく。 |
講義計画 | この講義では、19世紀から20世紀にかけての西洋美術史の中で特に「絵画」を中心に起こった様式や理論上の「革命」と呼べる展開を歴史的にふまえて考えていくものである。各時代、各様式ごとの把握はもちろんのこと、次の様式や主義・主張へ移行するその意味を理解し、絵画を通しての可能性、限界を理解できるようにしてもらいたい。名画・名作と呼ばれている作品の価値、普遍的な作品のもっている意味等、時代や社会背景を浮かび上がらせながら、講義を行っていくつもりである。 毎回スライド使用(ビデオの使用も有) 1 講義の導入−西洋美術史の基本 2〜3 自然を見直す・フォンテンブロー派とは 4 空想の世界から現実へ−ギュスターヴ・クールベ 5 印象派への歩み エドワード・マネの近代性 6〜9 印象派−光と色彩の画家達−モネ・ルノワール等 10〜11 内面を見つめる絵(ヨーロッパ世紀末絵画) モロー、ムンク、クリムト等 12〜13 後期印象派 20Cへのステップ ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ |
評価方法 | 出席とレポート(筆記試験の場合も有) |
テキスト | 高階秀爾監修『カラー版西洋美術史』(美術出版社) |
その他 |