07106 哲学B1
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選 |
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秋学期 |
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2 |
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1〜4 |
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谷口 佳津宏 |
他の科目との関連 | |
履修対象学科 | 全 |
副題 | カントの哲学 |
講義内容 | 18世紀ドイツの哲学者カントは、理性によって行なわれる認識のメカニズムを解明して、われわれ人間にとって知りうるものと知りえないものとの間に明確な境界線を引きました。数学や物理学を真の学問のモデルとして展開されるカントの認識論は、今日のわれわれにとっても大切な数多くの知見を提供しています。この講義では、カントの哲学のエッセンスを学ぶことを通して、哲学的に考えるとはどういうことであるかということを学びます。 |
講義計画 | 1.カントの生涯と著作 2.批判哲学の出発点 3.ア・プリオリとア・ポステリオリ 4.ア・プリオリな綜合判断 5.感性の直観形式としての時間・空間 6.超越論的分析論──判断について 7.超越論的弁証論──アンチノミーとその解決 8.三つの理念 9.理論と実践 10.義務の問題 11.定言命法 12.まとめ |
評価方法 | 成績評価は非論述式の筆記試験で行ないます。5回以上欠席した者には受験資格は認められません。 |
テキスト | テキストは使用しませんが、参考文献として石川文康『カント入門』(ちくま新書)を推奨しておきます。 |
その他 |