09410 教育行政論
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春学期 | |
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2 |
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2〜4 |
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田子 健 |
他の科目との関連 | 人文学部心理人間学科 23371と同じ |
履修対象学科 | 全 |
副題 | 都道府県教育計画・政策の研究 |
講義内容 | これからの教師にとって、特色あるカリキュラムの作成は重要な課題である。「ゆとり」教育に求めるもの、基礎・基本の学力形成への期待、それぞれ存在するのが、地域の教育の事実である。どのようにすれば、親、子どもたち、地域に信頼される教育は可能か。私の担当する「学校カリキュラム論」が、主として個々の学校、教科からのカリキュラムの構成の原則について論じるのに対し、本講義では、地域社会の側からこれを考える。また、同時に、近年の教育に関わる地方分権改革のなかでの特色ある自治体の教育施策全体について、事例を検討してみたい。 |
講義計画 | 1.はじめに—地域社会と教育計画 2.「ゆとり」・個性・基礎基本—さまざまな教育理念をどう捉えるか 3.新学習指導要領・「総合的な学習の時間」・選択教科枠—カリキュラム改革の動向 4.地方自治体の教育計画・カリキュラム政策(1)—北海道/東北 5.地方自治体の教育計画・カリキュラム政策(2)—関東/東京 6.地方自治体の教育計画・カリキュラム政策(3)—中部/関西 7.地方自治体の教育計画・カリキュラム政策(4)—中国/四国/九州 8.地域社会の教育意識—企業・地域社会・親/教師 9.カリキュラムを中心とした教育政策・行政評価—自治体評価の動向のなかで 10.教育の地方分権とカリキュラム改革の可能性—まとめと今後の課題 |
評価方法 | レポートによる。 |
テキスト | 参考資料を配布する。 |
その他 |