22011 人類文化学基礎論A
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必 |
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春学期 |
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2 |
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小林 傳司 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 人間理解の方法論 |
講義内容 | われわれがものごとを考える際に、自明の概念として用いている「自然」、「文化」、「社会」といった概念が、明治以後の西洋との接触に大きな影響を受けていることを示し、異文化理解に伴う諸問題を検討する。その上で、西洋の「人間観」の歴史をたどる。最後に、近年の進化論的アプローチによる人間観と伝統的な哲学や文化人類学等が提示してきた人間観の収斂と相違を解説することを通じて、人類文化に対する様々な研究様式を概観する。 |
講義計画 | 1.序論 2.翻訳概念としての基礎概念(1)自然 3.翻訳概念としての基礎概念(2)社会 4.翻訳概念としての基礎概念(3)文化 5.ギリシャ的人間観 6.デカルトの人間観 7.人間機械論の系譜 8.人類学的人間観 9.進化論的人間観(1)ダーウィン 10.進化論的人間観(2)現代生物学 11.人間の科学的研究と倫理(1)実験 12.人間の科学的研究と倫理(2)研究の意義 |
評価方法 | 筆答による定期試験 |
テキスト | |
その他 |