南山大学

 
指定
選必
期間
秋学期
単位
2
年次
1・2
担当者
青柳 宏
他の科目との関連 「人類文化学基礎論B(旧「言語論」)」、「言語学概論A(旧「人文学基礎論(言語学入門)」)」などの科目で理論言語学の基礎を既修、または並行履修していること。
他学科履修
副題 普遍文法と言語類型論
講義内容  ヒトという種が生得的知識として普遍文法(Universal Grammar)を有するという生成文法の仮説をもとに言語類型論を考える。世界のさまざまな言語は、それぞれが特徴を持っている一方、系統的に関係がなくても、驚くほどの類似点がみられる場合がある。このような類似点をどう見つけ出し、どう説明するかを考える。
講義計画  講義の大半は、受講生になじみの深い日本語、英語以外の言語(過去に取り扱った言語はTamil、Tohono、O'odham、Diyrbal、アイヌ語、韓国語、ドイツ語など)のデータを実際に分析して、言語分析の基礎を身につける。
 そして、可能な限り、Greenberg(1966)、Roberts(1997)などの言語類型論の文献に基づいて、言語間にみられる差異や類似性をどう説明すべきかを検討する。
評価方法 出席、授業中に出される課題、期末試験の結果を総合的に加味して評価する。
テキスト 適宜プリントを配付する。
その他