22446 言語分析
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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青柳 宏 |
他の科目との関連 | 「人類文化学基礎論B(旧「言語論」)」、「言語学概論A(旧「人文学基礎論(言語学入門)」)」などの科目で理論言語学の基礎を既修、または並行履修していること。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 言語における構造と意味の関係を考える。生成文法の理論的枠組みを用いて、日本語や英語のさまざまな構造の文を詳しく吟味しながら、構成素構造、補文(従属節)構造、修飾関係、移動現象、表層構造(S-structure)と論理形式(Logical Form)の対応などの問題を検討する。単に担当者による一方通行の講義に終わらず、受講生に練習問題を解いてもらい、またその結果を議論する時間を設ける。 |
講義計画 | 本年度はつぎのようなトピックを順次取り上げる予定である。 (1)構成素構造 “The captain decided on the boat.”はどう曖昧なのか? (2)補文構造 「太郎は花子に急いで服を着させた」で「急いだ」のはどっち? (3)移動現象 “John is difficult to please.”のJohnはほんとに主語? (4)束縛照応 「太郎は花子に自分の部屋で浮気された」の「自分」は誰? (5)数量詞と作用域 “Three boys escorted a girl.”で女の子は何人? |
評価方法 | 出席、2、3回の小レポート、期末試験の結果、授業中の発言などを総合的に評価する。 |
テキスト | プリントを配付する予定。 |
その他 |