23556 臨床心理学
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選 |
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春学期 |
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2 |
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3・4 |
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長谷川 雅雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | クライエントへの理解と援助 |
講義内容 | 臨床心理学は、心理的苦痛や危機に直面している人に対して、心理的援助を行なうための実学である。本講では、そのようなクライエントの複雑な心理をいかに理解していくかという精神病理学的側面と、その理解に基づいてどのように援助を行なうのかという心理療法的側面との二つを基本的枠組みとして、特定の臨床的病態に焦点を絞り詳しく扱っていく。臨床的病態といっても、健康な心理とまったく異なるものではなく、両者には共通点や連続性が濃厚に認められるのであり、この点にも十分留意しながら進めていきたい。本年度は、とくに青年期の臨床でしばしばみられる「対人恐怖」を取りあげ、誰しも体験する「対人緊張」ないし「対人不安」との密接な関係を見ながら、上記の二側面について考えていく予定である。 |
講義計画 | 講義形式で行なう。 |
評価方法 | 定期試験(筆記)および出欠席によって評価する。 |
テキスト | 教科書は用いない。必要に応じ資料を配布する。 |
その他 | 2004年度のみ2003年生も履習可。 |