南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
2〜4
担当者
アッセマ庸代
他の科目との関連 ホリスティック死生論またはホリスティック生命環境論Iが履修済みであること(必須条件)
他学科履修
副題 パラダイムシフト〜いのちの学問研究学習〜魂学・和学〜西欧科学文明の見直し
講義内容  体験学習法によるライフサイエンス、STS(Science Technology & Society)、先端医療技術、バイオエシックスなどの視点を通して、地球人としての「いのち」の問題を考えていく。死生観の特徴を知り、各自の生命環境論作りを目指す。2コマ続きで行う。
講義計画 (1)ホリスティック生命環境論IIでは、身近な人間関係社会の中でもたらされる生命倫理のテーマを実践的に扱う。グループまたは個人での研究・発表・討論によって思索や現代の自分自身の価値観やあり方を問う生命環境論を展開していく。生・死をめぐる社会通念の洗い直しや、かかわりの問題・医療文化など、人生の諸段階で出会う生死のテーマを最終的には「自己の生死観」の意識化・言語化につなぐ。
互いに同時代を生きて死んでいくものとして、互いのいのちの尊重を人々・社会・日本の文化や世界とのつながりの中で実践的に探る。
(2)現代社会に生きる自分自身の生活場面での疑問・興味に目を向け、生命環境やいのちに関するテーマを見極める。
(3)研究領域としての枠組みや、現代の科学者・研究者社会の研究方法の特徴を概観し、学際的アプローチや複合領域・新しい学問型式による研究アプローチとはどのようなチャレンジなのかを知るために、各自の自由発想の内発型テーマを大切に、実践的に研究するノウハウをゼミ方式でトレーニングする。
評価方法 ・PF評価
・授業等参加度・レポート・研究発表の総合評価。
グループ(又は個人)研究・発表への主体的参加。レポートの創意工夫度・出席回数や自己存在感のあるプログラム参画等で評定する。自己評価やフィールドバック法も行う予定。
テキスト 文献リスト・VTR・プリント物等適宜提示。

【そ の 他】この授業は2コマ連続で行う。
2003年度以前に入学した学生が登録すること。
その他