24901 日本文化学演習I
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松田 京子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 「文化」領域からみた日本近現代史 |
講義内容 | 広い意味での「文化」に関わる領域の問題から、日本近代・現代の歴史を考察していく。その際、「文化」の交流、接触、葛藤といった観点から、特に東アジア諸地域との関係にも視野を広げることで、「日本」、「日本史」、「日本文化」という枠組み自体の歴史性や政治性も、考察の対象としていきたい。 |
講義計画 | 春学期は、主に『近代日本の文化史』全10巻(岩波書店)などのなかから論文を選び、分担して発表し、討論を行っていく。またそれと並行して、今から150年前〜50年前の間に表された様々なテクストに触れ、そこから何が読みとれるのかを、分担して発表し、討論することによって、歴史学的な史料読解・史料分析の力を養いたい。 秋学期は、「文化」の観点からみた日本近現代の歴史に関して、春学期に得た知識を基礎に、それぞれ自分の関心のあるテーマを見つけ、教員と相談の上で、各自の関心にそくした論文を講読し、発表してもらう。発表に対する参加者全員による討論や、教員からのアドバイスによって、それぞれの関心が研究プロジェクトにつながるよう、各自で史料収集や分析も含めた更なるテーマの掘り下げを行い、その成果をレポートにまとめてもらう。 |
評価方法 | ゼミでの発表、出席状況、レポートによる総合評価 |
テキスト | その都度、適宜指示する。 |
その他 |