24910 日本文化学演習I
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必 |
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通年 |
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4 |
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伴 紀子 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 第二言語学習の視点からみた日本語教育法研究 |
講義内容 | 日本語の学習プロセスに焦点を当てると、さまざまな疑問が生まれる。学習者がもっているさまざまな要因、例えば、個性、年齢、動機、既言語、自国の文化などは日本語学習にどのような影響を与えるか。 言語学習の際に適用されるスタイルには学習者によって違いがあるだろうか。言語学習の効果をあげるために方略はあるだろうか。また、それは可能だろうか。教室の中と外では学習の成果は異なるか。非母国語話者(日本語学習者)と母国話者(日本人)との会話ではどのようなインターラクションによって意味交渉を図っているか。このような疑問を、言語学習研究を通して考えていこうと思う。 |
講義計画 | 春学期では、まず第二言語の学習プロセスについて文献を読んで理解を深める。実践研究として、実際に日本語学習者との会話を録音して文字化し、会話の中で生じるさまざまな特徴を分析したり、留学生の適用する学習ストラテジーやコミュニケーション・ストラテジーを調査する。 秋学期には、春学期で扱ったテーマから各自がそれぞれ関心をもったテーマを選び、それに関連する文献を読んで発表する。学期末には各自が選んだテーマについてレポートを作成する。 |
評価方法 | 担当発表、質問や意見などの授業への貢献度、期末レポート(春学期、秋学期で各1部ずつ)、などを総合的に評価する。 |
テキスト | 随時プリントを配布する。 |
その他 |