南山大学

 
指定
選必
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
玉崎 孫治
他の科目との関連
他学科履修
副題 “ことば”の働き(意味)
講義内容  人間のコミュニケーションに必要な言語の研究は、形式と機能の両面から研究しなければならない。日常生活の中で使われる「ことば」の姿をありのままに研究すると、初めて言語の機能と形式の関係が多面的にみえてくる。本講義では、英語や日本語をデータに使いながら、言語と人間、言語と社会等の関係を機能的に研究する方法を講じる。
講義計画  「言語はコミュニケーションの道具である」という主張には誰も異論は持たないであろうが、ではどのような道具であるか? 言い換えると、どのような働きをしているのか?については必ずしも一言では答えられない。本講義では、人間社会の中における“ことば”の働きについて多面的に考察する。この考察の基礎となるのは、言語の機能的分析の現代的展開の一つで、選択体系的機能言語学と呼ばれる言語研究である。次のような項目を中心に講義を進める。
 1.言語の形式的研究と機能的研究の違い
 2.言語能力と言語伝達能力
 3.言語とコンテクスト
 4.言語の三つの機能
 5.ジャンルとレジスター
 6.機能的文法研究
 7.テクストのバリエーション
評価方法 学期末試験と小テストの総合判断で評価する
テキスト プリント
その他