南山大学　シラバス検索用

他の科目との関連
他学科履修	可
副題
講義内容	文学研究の基本的な営みである〈読む〉という行為を理論的に理解すると同時に、個々のテクストをより良く読むための方法論を身につけることを目指す。新批評から脱構築批評、精神分析批評、フェミニズム批評、ジェンダー批評、ポストコロニアル批評に至る、文学批評理論を紹介・解説しながら、文学研究の新たな可能性を探る。
講義計画	最近の文学理論の特徴として、その「文化論的転回」があげられる。文学を特権的な領域として囲い込むのではなく、他の文化領域と関連づけて捉え、文学研究をより広い文化研究に向けて開いていこうとする傾向である。こうした傾向をふまえて、主として1970年代以降の英米の文学批評の理論と実践を、具体的な例にそくして、できるだけわかりやすく解説する。文学作品だけではなく、映画や大衆文化も取り上げて、現在のマス・メディアや映像文化が、文学とどのようにかかわっているのかを考える。
評価方法	学期末試験の成績によって評価する。
テキスト	プリント（参考文献は授業の中で紹介する）。
その他