南山大学　シラバス検索用

他の科目との関連
他学科履修	可
副題
講義内容	アジア、ラテンアメリカ諸国の経済開発にかかわる問題を解説する。理論的枠組みを重視し、特に標準的な経済学だけでは把えきれない論点を重点的に取り上げる。従って受講者は経済学の基礎的な科目（担当者は問わない）を前もって受講していることが望ましいが、予備必修は特にもうけない。　なお、政府開発援助（ODA）や国際機関の役割といった本来は国際関係学に属するテーマについては、経済学的な視点から説明する。
講義計画	I．開発経済学の全体像 II．経済成長理論 III．投資の役割　　１.貯蓄と投資の連関：ルイス・モデルとCEPAL理論　　２.利潤主導型蓄積と賃金主導型蓄積　　３.輸入代替工業化と外資主導工業化 IV．政府の役割　　１.財政と公共投資　　２.政府開発援助ODAの役割 V．貿易と外国資本
評価方法	筆記試験を行う
テキスト	安原　毅『メキシコ経済の金融不安定性』（新評論）
その他