41911 演習I
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必 |
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4 |
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西村 貞雄 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | インセンティブと経済行動 |
講義内容 | 英語学、英語教育論、英米文学、コミュニケーション論、など英語に関わる文化、あるいはアメリカの歴史、政治、外交、経済、社会などのアメリカの地域研究や国際関係論などの領域にわたる数多くの演習から一つを選択する。テキストの講読、担当者の講義、受講生による口頭発表、質疑応答、討論等を通して各学問分野の基礎的概念と方法論について理解を深めるとともにその分野についての広い知識を得る。 |
講義計画 | 本演習では、まず3年生前半で人々の市場行動の仕組みを理解し、それがどのように応用できるかという視点から、狭い経済問題を超える具体的な問題をひろくとりあげ、ミクロ経済学的な見方を一層深く学んでいくことを目指す。特に近年、情報の経済学が広がりを見せつつある。これは後半で取り扱う国際経済問題とも密接にかかわってくるので、積極的に取り上げていきたい。秋学期から4年生前期にかけては、それまでの経済学の理解に基づいて、国際経済問題を単に事実の羅列としてではなく、その本質的な理解に迫っていきたい。たとえば国際経済におけるIMF(国際通貨基金)やWTO(世界貿易機関)の役割を理解することだけでなく、上記のグローバリゼーションの問題からまやかしの倫理的観点を剥ぎ取ったら問題がどのように見えるか。あるいは「国際競争力を強化しなくては一国経済は生き延びることができない」(クリントン)というような、一般受けする議論のどこに誤りがあるか。このような論争も取り上げていきたい。演習参加者には議論への積極的な参加を求める。本演習は4年生と合併でおこなう。 |
評価方法 | 授業で課すレポートと発表に基づく。また授業への積極的参加を評価する。 |
テキスト | Roger LeRoy Miller et. al., The Economics of Public Issues, 13th ed. Addison Wesley, 2003. その他に入門的な日本語文献も読む。 |
その他 |