南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
3・4
担当者
大久保 泰甫
他の科目との関連
他学科履修
副題 フランス外交とヨーロッパ統合
講義内容  本講義は、第2次世界大戦後のフランス外交を対象として、その政策の変遷を、特にヨーロッパ統合との関連に焦点をあてつつ概説する。その際、一方で様々の国際的条件とインパクト、他方でフランスの外交理念、国益(政治的・経済的・社会的利益)、外交戦略等の諸要素の交錯と相互影響に注目しつつ、その動的様相を明らかにしようとする。
講義計画  総論(下記参照)の部分を概論として説明するとともに、各論部分については、仏文テキストを予習の上、訳述してもらうという形式で進める。

 総 論 1945年以後のフランス外交の基礎的条件
  1 「伝統」
  2 「破局」の衝撃
  3 戦後の諸条件への適応過程

 各 論 フランス外交とヨーロッパ統合の歩み
評価方法 平常点(毎回出席をとり、「欠席過多」を適用。また、テキストの予習を重視する)、および定期試験。
テキスト B. BRUNETEAU, Histoire de l'unification europ仔nne, A. Colin, 1996. 該当部分をプリントして配付。
その他