44581 ドイツの政治と社会
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選 |
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春学期 |
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2 |
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2〜4 |
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鈴木 宗徳 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 可 |
副題 | 現代ドイツの政治的・社会的課題 |
講義内容 | この講義では、前半では戦後ドイツ政治史を紹介し、後半では、1990年の東西ドイツ統一前後から現在に至るまで、ドイツが直面している政治的・社会的課題について紹介する。日本とドイツの戦後史は、しばしばその類似性が指摘される。すなわち、急速な経済復興、冷戦下での西側陣営への政治統合、そして現在直面している構造改革という課題である。その一方で、環境保護運動の高まりや、移民・難民問題への対応、そしてEU統合の牽引など、今後日本が参考にしなければならない側面も数多くみられる。 |
講義計画 | 1.戦後復興とアデナウアー外交 2.東西冷戦とベルリンの壁の構築 3.市民運動の盛り上がりとブラント政権の東方外交 4.東西ドイツの統一と新保守主義政権 5.外国人労働者問題と移民・難民問題 6.東西ドイツ市民の間の「心の壁」とあたらしいナショナリズム 7.旧東ドイツ復興と失業問題・構造改革 8.EU統合の深化と拡大 |
評価方法 | 学期末に一回レポートを提出してもらうが、授業への参加姿勢なども加味して、総合的に評価する。 |
テキスト | テキストは用いない。レポート作成の際に参考にしてほしい本のリストを、授業中に紹介する。授業では、ビデオ教材を多く使用する。 |
その他 |