南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
3・4
担当者
成田 克史
他の科目との関連
他学科履修
副題 ドイツ語音声学
講義内容  音声学および音韻論の基本的概念、方法論を学びながら、ドイツ語の規範的発音の体系を記述した上で、日常的なドイツ語の発音における音声のさまざまな実現形態について考察し、ドイツ語の音声的側面に関する認識を深める。
講義計画  初めに音声学史を概観し、音声学の研究対象、研究方法を解説する。その上で、母音、子音、音結合、抑揚の各項について、日本語と比較対照しながら、ドイツ語音声の特徴を探る。
 母音と子音の項ではそれぞれの一覧表を作成し、母音については特に張りと弛み、長短の問題を、また子音については特に狭めの形成と解放の仕方、硬音と軟音の問題を扱う。音結合の項では音節の構造と音の配列の仕方を調べるとともに、連続する音が互いに与える影響について考察する。抑揚の項では発話における声の高さと音の長さを観察し、強勢ならびに発話意図の表出の形態に関する理解を深める。
評価方法 毎回の授業への取り組みと筆記試験の結果から成績判定を行う。
テキスト プリントを配布する。
その他