南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
SZIPPL Richard
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 20世紀ドイツ史の研究
講義内容 【演習I】それぞれの専門分野への具体的な導入の役割を果たし、その専門分野の扱う対象の特殊性を認識させ、それを扱う複数の研究方法を紹介し、研究の方法論と手法を具体的な対象に即して身につけさせることを主眼とする。
       【演習II】それぞれの分野で、学生が自立的な研究能力を養う機会として位置づける。個々の学生が、独自の具体的な問題に即して研究発表を行い、各自の論述における研究の手続きと思考の過程を、討論を通じて、再検討し、思慮を深め、論文を仕上げる。
講義計画  本演習では、帝政の崩壊、2回の世界大戦、ナチス党独裁、2つの国家への分割、再統一などに特徴付けられた20世紀のドイツ史について考える。まず20世紀のドイツ史を概観して、それから、参加者が研究テーマを選択し、資料を集めて研究し、口頭発表、質疑応答、論文作成などを通して20世紀のドイツについての理解を深めていく。
 本演習では、下記の項目のもと、20世紀のドイツ史を研究していく。
   (1)20世紀ドイツ史の概観
   (2)各参加者の個人研究テーマの選択
   (3)研究方法の説明
   (4)口頭発表(質疑応答を含む)
   (5)レポート提出
 参加者が自分の研究分野だけでなく、皆のテーマに関心を持ち、幅の広い知識と理解を深めるために、発表の質疑応答への積極的な参加を期待する。
評価方法 演習時間内の参加姿勢、発表資料、発表内容、論文から、総合的に評価する。
テキスト Sebastian Haffner, Hitlerzeit(S.ハフナー著『ヒトラーの時代』白水社)。その他、プリントを配布するとともに、授業中に参考書を紹介する。
その他