51747 公共経済学I・II
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選 |
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春学期 秋学期 |
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2 |
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2〜4 |
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西森 晃 |
他の科目との関連 | ミクロ経済学の基礎知識を有することが望ましい。 |
他学科履修 | 可 |
副題 | |
講義内容 | 我々の経済では様々な財・サービスが取引されている。それらのほとんどは民間の企業や個人によって供給されているが、中には一般道路や警察・消防のように公共部門によって供給される財・サービスも存在する。また、電力や鉄道のように、民間が供給主体でありながら、その供給量や価格に関して政府の規制がかけられているものもある。 なぜある財には政府は関与せず、別の財には関与するということが起こるのだろうか?政府はどのような取引に関与し、どのような取引には関与すべきでないのだろうか?そして政府が関与すべきであるのならば、一体どのような形で関与すればよいのだろうか? 本講義では、これらの疑問を足がかりに、市場経済における政府の役割を議論していくことにする。 |
講義計画 | 1.日本の公共部門 2.市場のメカニズム 3.市場の失敗と政府の役割 4.公共財の供給 5.外部性とその対策 6.自然独占とその変遷 7.所得分配 |
評価方法 | 各期末の試験による。 |
テキスト | 講義中に指示する |
その他 |