南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
2〜4
担当者
吉本 佳生
他の科目との関連
他学科履修
副題 江戸時代末期から現代まで、日本を中心とした国際金融とマクロ経済政策の歴史を学ぼう。
講義内容  ほぼ1ドル=1円から始まった円相場が、明治維新、日清・日露戦争、2つの世界大戦、戦後の1ドル=360円の固定相場時代、変動相場制への移行、石油ショック、アメリカ経済の衰退と復活、日本のバブル経済の発生と崩壊、アジア通貨危機などを経て、現在の水準になるまでを、振り返って検証します。日本経済を中心に、国際金融とマクロ経済政策の歴史を追いながら、今後の経済を考えるために必要な知識を身につけてもらいます。
講義計画 1.円相場とは?
2.江戸時代末期から第2次世界大戦まで
3.ブレトン・ウッズ体制とその崩壊
4.ドル危機から変動為替相場制度へ
5.円高と円安のくり返し
6.バブル経済の発生と崩壊
7.通貨危機と国際紛争
評価方法 期末試験で評価する予定ですが、それに加えてレポートを課す可能性もあります。
テキスト 吉本佳生著『ニュースと円相場から学ぶ使える経済学入門』日本評論社
その他