南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
岡田 悦典
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題 刑事法の基礎理論を学ぶ
講義内容  刑事法(刑法、刑事訴訟法を中心とする)の基本的な法律問題を扱います。前期は、刑事法に関する基本問題に取り組むこととして、基本的な文献の輪読と判例の分析などを予定しています。後期には、基本的文献に取り組むことをしつつも、具体的な刑法各論の問題に取り組むことを予定しています。刑法各論においては、訴訟法を考察することが必要となることもあります。具体的な計画は下記の通りです。
講義計画  一つのテーマについて、2回のゼミ回数を予定しています。前期には、刑事法の基本原理に関する検討を行い、法体系全体における刑罰機能の在り方について考えます。後期には、刑法の具体的な問題を取り上げて、刑事制裁の意義や機能について考察を深めてゆきます。毎回、報告者を定めて、そのテーマについて報告してもらい、参加者が議論するという形にします。具体的な内容については、下記の通りです。もちろん、参加者の意向によって、テーマを変更することもあり得ます。
<前期>罪刑法定主義、刑事制裁の意義と範囲、刑法の機能、過失責任、刑罰論、少年法と裁判原則
<後期>家族と刑法、財産と刑法、名誉毀損と刑法、表現の自由と刑法、公務員犯罪と刑法、司法作用と 
    刑法
評価方法 ゼミでの発表、発言などの取り組み方を総合的に評価します。
テキスト  ゼミにおいて配布された資料の他、参考文献をゼミ初日に指摘する予定です。また、各自、判例などを検索して、資料収集に努めてもらうこともあります。

【そ の 他】法律問題に関心のある積極的な参加者を希望します。
その他