南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
伊藤 高義
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  日常生活に身近な民法の判決事例、解説、設例(設問)を素材に、具体的な問題を議論することを通して、民法の基礎的な思考法(リーガル・マインド)を学びます。
 取り上げる素材は、民法総論の講義を聴いたレベルで読むことのできる裁判事例や、解説(論文)、設例(設問)です。プライバシー侵害事例や実印無断使用による連帯保証契約事件、盗難預金通帳によるATM機引出しと銀行の責任訴訟事件、ゲームソフトの競走馬名称無断使用事件、民法94条2項の類推適用事例など、主として民法の事例です。
講義計画 (1)初回ゼミ時に各回のテーマを示し、春学期分各回の報告者を1名または複数名決めます。
(2)報告者は、ゼミの進行をつとめます。ゼミ当日は、司会と、ゼミメンバーに発問をしながら、議論を進め、最後に、その日のまとめをします。
(3)春学期終わりに秋学期分のテーマ見直しをし、秋学期も上記と同様に進めます。
(4)各学期の終わりに、1000〜2000字のレポート提出をします(テーマ設定・提出期限はゼミ開始後に説明します)。
評価方法 日常の取り組み、およびレポートで評価する(出席回数、演習参加の姿勢、報告の状況および学期ごとのレポートによる総合評価)。
テキスト (1)教材は未定(プリントで配布する予定)
(2)判例解説などは、適時、指示します。全員で議論が必要なものプリントを配布します。
その他