他の科目との関連 |
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他学科履修 |
不可 |
副題 |
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講義内容 |
21世紀にはいって、わが国が早急に取り組まねばならない課題に多くの難問がある。その中でも「少子高齢社会」と「環境破壊」の問題は、わが国にとってのみならず、世界的にも、今後の社会の健全な維持に関して、重大な意義をはらんでいる。これらの問題に取り組むアプローチには様々な角度があるが、本演習は、「立法」を中心に「家族社会学」や「環境倫理学」といった隣接科目を視野に入れつつ、これまでの研究で指摘されてきた様々な問題点の所在を明示した後、それぞれのトピックスについて適切な解決を模索すべく、履修者の間で討論する。 |
講義計画 |
春学期で「少子高齢社会」に関する諸問題を、秋学期に「環境破壊」に関する諸問題を取り扱う。最初は、こちらのほうで、従来学界で指摘されてきた主要な問題点をいくつか説明するが、履修者はその関心に応じて、これらの中からどれかを選び、そのテーマを調査する。その結果はレジュメに纏めて報告する。履修者は報告した元の原稿を、討論後改めて整理しなおし、レポートとして提出する。なお各報告については、それぞれコメンテーターをつけ、演習での質疑応答のきっかけを作ってもらう。 |
評価方法 |
日常の取り組み、およびレポートで評価する(出席日数、演習参加の姿勢、報告の状況および学期ごとのレポートによる総合評価)。 |
テキスト |
共通の教材は特別に指定しないが、少なくとも必読の参考書は講義時に列挙し、説明する。また履修者が選んだ特殊テーマについては、個別的にそれに関する必要文献をこちらから指示する。 |
その他 |
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