南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2
担当者
沢登 文治
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容 下記の事項について学習する。
(1)2年次生を対象として「少人数教育」を確保し、1年次に履修した「ベーシック演習」で培われたリーガルマインドおよび基礎的スキルをさらに涵養・発展させ、3年次の「法学演習I」の土台を形成することを目的とする。教材として、判例、学術論文、新聞、ビデオ、インターネットからの情報、などを活用し、履修者で議論を行う。
(2)履修者は、各学期1度は報告する(複数の者による報告を含む)。
(3)特に憲法およびこれに関連する近時の動き、できごとなどに注意を払いながら、社会全体の趨勢についても敏感な目を養う。
講義計画 具体的には、最初の授業で「授業計画表」を配布し、履修者全員で確認の上、計画に従って進めていく。参考までに、2003年度の春学期のそれは、次のようであった。
第1回 オリエンテーション(授業の目的および概要説明、自己紹介、グループ作り)
第2回 最近の時事問題=「憲法改正」憲法改正議論はどこまで進んできたか。
第3回 最近の時事問題=「司法制度改革」の問題を時事問題として理解しよう。
第4回 違憲判決! 図書館集合。各グループ、与えられた違憲判決を探し内容チェック!
第5回 違憲判決の内容を理解しよう。
第6回 最近の時事問題=イラク戦争は終わったか?日本の自衛権は?
第7回 ドイツ人とドイツの司法制度・法曹のことを英語で話そう!
第8回 最近の時事問題=クローンは許されないのか?「学問の自由」への制限?
<番外編>小牧航空自衛隊見学
第9回 クローンとES細胞についてさらに深く!
第10回 グループ発表「報道の自由」「三浦事件」
第11回 グループ発表「エホバの証人」「柳美里事件」
第12回 「春学期の総括」
評価方法 日常の取り組み(出席、ゼミ参加の姿勢、ゼミ報告の状況)で約半分、レポート(月一)で約半分で評価。無断欠席や遅刻は減点の対象。
テキスト 指定なし。(適宜、プリント配布、図書指定をする予定)
その他