南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
2〜4
担当者
神保 文夫
他の科目との関連
他学科履修
副題 近世・近代の法と社会
講義内容  日本の法の歴史を概観し、各時代における法の構造・機能・特質を考察することにより、日本の法文化の特徴を歴史的な視点から明らかにする。とくに伝統法文化の成熟期である江戸時代と、西ヨーロッパ法を継受することによって近代法体系・近代法学が成立した明治以降に重点を置いて論ずる。
講義計画  一 序論
 二 伝統法論
 三 近代法論
 「伝統法論」は江戸時代まで、「近代法論」は明治以降を主な対象とする。全体としてなるべく通史的・体系的な構成をめざしつつ、重要な問題についてはやや詳しく解説するという形式で進める予定。
評価方法 年度末の筆記試験による。
テキスト  「教科書」は用いない。講義資料(プリント)を適宜配布するが、全般にわたる参考書として、牧英正・藤原明久編『(青林法学双書)日本法制史』(青林書院、1993年)をあげておく。
その他