南山大学

 
指定
期間
通年
単位
年次
3・4
担当者
沢登 文治
他の科目との関連
他学科履修 不可
副題
講義内容  現代社会におけるさまざまな問題を、憲法はじめ、隣接する分野から、多角的に考え、検討していく。脳死状態での臓器移植の問題、クローン技術の発展による「学問・研究の自由」に対する規制の問題、有事法制の展開や、個人情報保護をめぐる問題など、多くの問題が存在する。これら問題を、憲法およびさまざまな法律の適用、または、新法の制定によっていかに解決できるか、解決するべきか、などについて、ゼミで一緒に話し合っていく。
講義計画  春学期は、基本的な憲法のテーマとともに、時事問題について学ぶ。発表は基本的にグループごとにおこなう。どのようなテーマを発表するかについては、ゼミの全体で話し合って決める。ちなみに、2003年度春学期のな内容は以下のようであった。
第1回 オリエンテーション(自己紹介、ゼミの仲間グループ作り)チャートにしたがって、3分以内に自分を最大限アピールする。 第2回 ちょっと試験問題+グループ作りと今後の計画作り! 第3回 最近の話題「個人情報保護法案」+ビデオ 第4回 最近の話題「個人情報保護法案」 第5回 有事法案関係 第6回 クローン問題+報道特集ビデオ 第7回 クローン問題 第8回 レポート提出+ウォーク問 第9回 グループ発表「情報公開制度」+「日の丸・君が代」 第10回 グループ発表「司法改革」+「教科書裁判」 第11回 グループ発表「皇室典範改正」+「有事法制」 第12回 レポート提出+夏の旅行計画(8月7・8日ゼミ旅行(乗鞍・上高地・平湯)決行)
 秋学期は、春学期に学んだ憲法の基本事項を基礎に、さらに現代的社会の憲法問題について検討するため、グループ研究と発表を行う。テーマは、春学期と同様にゼミの全体で調整して決める。
評価方法 日常の取り組み(出席、ゼミ参加の姿勢、ゼミ報告の状況)で約半分、レポート(月一)で約半分の総合評価とする。無断欠席、遅刻fは減点対象。
テキスト 指定なし。適宜指示、または、プリント配布。
その他