81407 法学演習I
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選 |
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通年 |
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4 |
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3・4 |
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岡田 悦典 |
他の科目との関連 | |
他学科履修 | 不可 |
副題 | 刑事訴訟法の現代的課題についての研究 |
講義内容 | 演習は、刑事訴訟法に関連する法律の基礎理論を学ぶことを目的とします。本年度は、刑事訴訟法、刑事司法制度に関わる現代的問題について焦点を当てます。 報告形式は、あらかじめ指定された報告者が報告し、それについて議論することとします。ただし、全員が積極的に討論することができるよう、そのテーマに関する具体的な教材・資料(判例等)を読むことが参加者に求められます。具体的な教材・資料については担当者からあらかじめ指定することになります。 |
講義計画 | 前期には基礎固めとして刑事訴訟法の基礎理論に関する基本問題を検討します。後期には理論的な問題を提起している最近の判例やテーマを勉強します(ケース研究・調査研究)。 昨年度のテーマについては、具体例は下記の通りです。基本的に、一つのテーマについて、一回のゼミを予定しますが、後期には場合により、複数回行うことも考えられます。なお、夏休みに関心のある判例を取り上げて、レポートを提出すること、そして後期には、それをさらに分析して、個人報告する機会が設けられます。 I前期(例) 1 報道機関に対する捜索差押え、2 余罪と接見指定、3 免訴判決の一事不再理効、4 親告罪の一部起訴、5 科学的証拠の証拠能力 II後期(例) 1 国外強制退去と検察官面前調書の証拠能力、2 民事裁判と刑事裁判では判決内容がなぜ異なるのか、3 国民の司法参加の意義と裁判員制度のあり方、4 刑事訴訟における弁護人の役割、5 少年審判の諸問題について考える |
評価方法 | ゼミに対する報告、議論への参加等、取り組みを評価します。 |
テキスト | 前期には、具体的な基本問題を配付します。後期には、必要な判例、文献を資料として配布する予定です。授業等で使用した何らかの刑事訴訟法概説書も所有しておくと便宜です。文献は第一回目のときに、説明します。 【そ の 他】 演習では幅広く現代社会について考えることになります。積極的な参加を希望する意欲ある学生を望みます。 |
その他 |