他の科目との関連 |
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他学科履修 |
不可 |
副題 |
政治を成り立たせる条件の探求(1) |
講義内容 |
「政治」とは何かの学習をする。学習方法は、次のとおりである。すなわち、長くて深い「政治」に関する思索を重ね、かつ実践を経てきたヨーロッパにおける「政治」の概念を学ぶ。こちらで準備した文献を読んでいくが、ゼミ生各人に担当部分を割り当て、その個所についての要約や問題点の指摘等を行なってもらう。同時に、現に生きて進行している現実の「政治」についても色々な角度から討論を行なうつもりである。 |
講義計画 |
時事問題(日本における政党の現況)をめぐる新聞社説と政党に関する理論に照らした解釈を比較することから始める。「政治」とは動かないドグマではなく、さまざまな価値の選択をめぐる相克・妥協であるとする「政治」の姿を日本のある評論家の論文を通してとらえる。これを学問的に確認するために、英国の政治理論家バーナード・クリックの『政治の弁証』(日本語)の抜粋を読むことにする。 |
評価方法 |
各ゼミ生が常日頃から「政治」に関心を持って生活しているか、問いを発し、応答を持ち、この問答の集積により、評価する。Socratic Methodによる学習である。 |
テキスト |
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その他 |
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