南山大学

 
指定
選必
期間
通年
単位
年次
担当者
岡崎 才蔵
講義題目 旧約聖書の詩文学と知恵文学
開講キャンパス
講義内容  講義の目標は、イスラエルの詩文学と知恵文学を古代オリエント文学の中に位置付け、その特質を紹介することである。時代史的にイスラエルの詩文学・知恵文学を配置することで思想的流れを浮き彫りにできればと考えている。
講義計画  前期では、イスラエルの詩文学を取り扱い、後期はイスラエルの知恵文学を取り扱う。各学期の前半は該当する旧約文書概説を行う。前期の後半は、知恵詩篇を取り上げ、釈義を行ない「詩篇」の編集を一考する。後期の後半は旧約と新約を結ぶ重要な書である「知恵の書」の釈義を行ない、ヘレニズムとヘブライズムとの統合の努力を明らかにしてみたい(従って、初級ギリシャ語文法の知識を前提にする)。
評価方法  授業出席状況のほか、課題テーマによるレポートの提出を求め、それらを総合して評価する。
テキスト
その他