91102 文化人類学方法論(二)
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大塚 達朗 |
講義題目 | |
開講キャンパス | |
講義内容 | 全体的な講義内容は、(1)考古学の原理・原則と(2)考古学の研究方法と(3)考古学研究の具体例を骨子とするものである。 上記の骨子をもとに、「遺跡学として考古学の成り立ち」、「『層位』と『型式』という基本的概念の意義と重要性」、「『新考古学』の登場とその命運」、「エスノ・アーケオロジーの射程」というテーマを念頭において、講義する予定である。 |
講義計画 | 以下のような項目を設けて講義を行う。なお、受講生との質疑応答を重視するので、どのような運営で講義を進行するか、受講生と相談して決めることがある。 1).考古学発達史 a.古物趣味 b.遺跡学 c.三時期区分法 d.日本に輸入された考古学 2).一括遺物:「層位」と「型式」 a.モンテリウスと『考古学研究法』 b.濱田耕作と『通論考古学』 c.山内清男と『日本遠古之文化』 d.小林行雄と『唐古遺跡』 3).人類進化史と生業研究 a.人類進化と食餌 b.狩猟・採集民 c.農耕民 d.環境考古学/エスノ・アーケオロジー 4).考古学と埋蔵文化財 a.明治時代の文化財政策 b.東京国立博物館の創設 c.国立奈良文化財研究所の設立 d.県別埋蔵文化財センター行政 5).考古学研究の最前線 a.社会組織の研究 b.地域文化の究明 c.博物館の使命 d.ナショナリズムの克服 |
評価方法 | |
テキスト | 適宜作成して配布する。 |
その他 |