南山大学

 
指定
選必
期間
通年
単位
年次
担当者
武田 悠一
講義題目 ゴシック再考
開講キャンパス
講義内容  文学・文化批評の概念として、近年その重要性を増しつつある<ゴシック>について考える。18世紀におけるその起源から現在に至るまで、<ゴシック>は多様な変容をとげながら、文学のみならず映画をはじめとする様々な文化メディアの中で生き続けている。とりわけ最近では、人種、ジェンダー、セクシュアリティの表象といった問題系とも交差しながら、批評概念としての<ゴシック>の意義が再考されつつある。Fred Botting, Gothic (1996)をテキストとして読み、<ゴシック>とは何かを理論的に考察するとともに、<ゴシック>概念の歴史的変遷を辿りながら、具体的な作品と批評を取り上げて、フェミニズム・ジェンダー批評、クィア批評、ポストコロニアル批評とも関連づけて検討する予定である。
講義計画
評価方法
テキスト Fred Botting, Gothic. Routledge, 1996.
その他