南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
熊木 建郎
講義題目 聖書における万人の救い
開講キャンパス
講義内容  「万人の救い」というテーマについて聖書神学的に考察する。旧約聖書におけるイスラエルと諸国民、新約聖書と諸国民、キリスト教と諸宗教などの問題を取り扱う。
講義計画  「万人の救い」というテーマを聖書神学的に取り扱うための一つの視点として、K・ラーナの「神の普遍的救済意志」という思想をまず研究する。そこから、彼が取り上げている聖書の箇所などについての釈義と神学的な解釈を行うことができるように指導する。
 それに関連して、J・デュピュイの論文「キリスト論と諸宗教における救いの神学」も参考にする。
評価方法 K.ラーナーの思想は深いが難解なので各自の予習、復習と思索が求められる。各自が選んだテキスト(聖書の箇所)の解釈と共に、互いの発表と学期末のレポートを課する。
テキスト ・『聖書』。
・K.ラーナの「神の普遍的救済意志」の記事。
・J.デュピュイの著作の部分的コピー。
その他