南山大学

 
指定
期間
秋学期
単位
年次
1・2
担当者
伊藤 秋男
講義題目 考古学における文化変容
開講キャンパス
講義内容  縄文から弥生、次に弥生から古墳、さらには1945年を境とする戦前と戦後という比類のない画期を経験した人々の生活の実相を、南山大学人類学博物館が収蔵する遺物や遺品を手がかりに、できうる限りビジュアルに復元あるいは再現し、文化の変容と人々の「くらし」の変貌という現象の間に認められる普遍的な規範のいくつかを明らかにする。こうした操作を経ることによって、考古学的分析手法と理論化の方法を学習させる。
講義計画 おおよそ次の内容にそって演習を展開する予定である。
1).条痕文土器と遠賀川式土器を観る(於:人類学博物館)
2).大須二子山古墳出土の挂甲を観る(於:  〃  )
3).青銅鏡を観てその分類と展開を考える(於:  〃  )
4).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(1)
5).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(2)
6).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(3)
7).昭和時代の農具・漁具を観て食文化を考える(於:人類学博物館)
8).昭和時代の台所用品を観て食文化を考える(於:  〃  )
9).第2次世界大戦時の衣・食・住文化を考える(於:  〃  )
10).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(4)
11).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(5)
12).受講生によるテーマ研究とその成果の発表(6)
評価方法 レポートと口答試問
テキスト 人類学博物館収蔵資料を用いる。
その他