南山大学

 
指定
期間
春学期
単位
年次
1・2
担当者
高橋 覚二
講義題目
開講キャンパス
講義内容 ヨーロッパからラテンアメリカ諸国にまで広がるスペイン語文化圏の精神的な柱となるのが母語としてのスペイン語である。スペイン語の文法構造が、今日の世界でもっとも重要とされる英語や我々の母語である日本語とどこが同じで、何が異なるのかということを、対照言語学的な視点から解明し、文化研究の基盤作りとスペイン語教育に資するのが本講義の第一の目的である。第二の目的は、文法をコミュニケーションに結びつけることを旨とするコミュニカティブ・グラマーを念頭に、パソコンによるデータ解析などを通じてスペイン語の表現の実態を明らかにすることである。
講義計画 Francisco Matte Bon の Gram㏄ica comunicativa del espa撲l, Tomo I に基づいて、1)スペイン語文法の全体像を掴むこと、2)形に基づく文法と意味に基づく表現との結び付け方を考えること、3)日本語と対照する意識を持つこと、の3点に留意しながら、以下の項目を学ぶ。
1)直説法の時制
2)接続法の時制
3)非人称形
4)動作相
5)動詞的迂言法
6)名詞
7)形容詞
8)限定詞
9)人称代名詞
10)副詞
11)前置詞
12)関係詞
評価方法 レポート
テキスト Francisco Matte Bon, Gram㏄ica comunicativa del espa撲l, Tomo I, De la lengua a la idea,
その他 初級スペイン語学習者から持つと想定される質問に対する回答を提出して貰います。